子育てとは、「何を」するかよりは、「どのように」するかという事に関係がある。子供のニーズにアンテナをはり、成長や自立心に合わせて育て方を調整するなど工夫が必要。親が子供に「同調」する。親が一貫性を持ち、子供に愛情を注ぎ、子供の行動に非常に高い関心を払い、家庭のルールの理由をきちんと説明をして、必要に応じて、常に話し合いをして子供の思いに耳を傾ける習慣をつける。そうしたなかで子供は少しずつ成長するのではないでしょか?
集中力が続かない子供にどう声をかけをしたら良いか?
言いがちな声かけ 「もっと集中してやりなさい」
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プラスの声かけ 「集中できる場所と時間を一緒に探して見ようね?」
集中力は、時間と場所によって変化するためそれを探すという行為に変えます。
好きな科目ばかりで苦手科目を行わせたいときに、どう声をかければ良いか?
よくある声かけ 「好きな科目ばかりしないで、苦手科目もやりなさい」
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プラスの声かけ 「好きな科目をどんどんやると良いよ」
好きな科目を肯定されるとその反動が起こる。子ども自身で好きな科目だけでいいのだろうか?と疑問を感じるようになる。これまでのケースでは、その後あまり好きではない科目を自ら行うということがあります。行動に移るまでには、少しのタイムラグはあります。
手伝いをしてくれない子どもにどう声をかけたら良いか?
親が言いがちな声かけ 「遊んでばかりいないで手伝ってよ」
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プラスの声かけ 「お母さん困ったな?ちょっと助けてくれる」
このように言われたら、つい手助けしたくなりますよね。
宿題をなかなかやらず面倒くさがる子どもの言葉かけはどうすれば良いか?
よくある声かけ 「いいから早くやりなさい」
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プラスの声かけ 「とりあえず1分だけ、少しやってみたらどう?」
「宿題」という言葉を聞くと、量や、時間もかかるつまらないイメージが。
したがって、1問だけ、1ページだけ、1分だけというように量を減らし時間もかからない状況を作ります。
行動しやすくなるだけでなく、一旦行動すると「もう少しやってもいいかも」という気持ちが出ることも。
行動が回り始めることは過去の事例でも経験しました。
ゲームばかりで宿題しない子にかける言葉は?
ありがちな声かけ 「いつ宿題やるの!」
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プラスの声かけ 「いつゲーム終わる?」
「いつになったらゲームが終わるの?」ではなく「いつゲーム終わる?」のほうが良いです。
前者は愚痴・不平・不満の感情を伴っているのに対して、後者は終わる時間だけを聞いています。
相手の行動を促すためには、負の感情を入れないほうがとても効果的です。
以上