教室の遊具にあらたな仲間が加わりました。
この縄はしごみたいなもの、ラダーといいます。
小さい子たちには電車の線路として使われていますが、今回はラダートレーニングの効果と、幼児期の発達障害児童に対する運動発達についてお話していこうかと思います。
おうちでも簡単にできるので、ぜひやってみてください。
ラダーってなに?
ラダーとは、プロのトレーニングにも使われていることがあり、サッカーチームの稽古風景などで見たことのあるような人もいるのではないでしょうか?筆者は陸上競技部時代に、毎日のトレーニングでやっていた記憶があるので、経験者もそれなりにいるのではないかと思います。
神経系に視点を置いたトレーニング方法で、『動きやすい身体をつくる』『自分の身体を思い通りに動かせるようになる』といったコーディネーショントレーニングとしても認められているので、実は運動発達の支援が必要な子どもたちにもピッタリの運動法なんです。
教室で使っているラダーは感覚を変えることもできるので、用途や子どものレベルに合わせてサイズを調整することも可能です。
ラダートレーニングの効果
ラダートレーニングで期待できる効果は以下のものがあります。
・瞬発力がつく
・動作が速くなる
・リズムやテンポが良くなる
・神経系の活性化
・地面を蹴る力がつく
発達障害児との関係性
ラダートレーニングは、視覚的情報を脳に送り処理する能力、その情報を脳からの指令を正確に俊敏に筋肉へと伝えることを目的にしたトレーニングで、繰り返し行うことで運動神経を養うことができます。
神経系の活性化にもつながり、「動きやすい体を作る」「自分の体を思ったように動かせる」といったトレーニングとしても認められています。
幼児さん向けのトレーニング種類
最初は電車ごっこなどでもいいと思います。
うさぎさんになって~!ぞうさんで!おさるさんで!など動物になりきってやるのも楽しいかもしれないですね!
レベル1 ☆☆☆☆★ かけあし
レベル1 ☆ ☆☆☆★ 両足ジャンプ
レベル2 ☆☆☆★★ 片足けんけん
レベル ☆☆★★★ グーパージャン
レベル ☆☆★★★ 一個飛ばしジャンプ
レベル ☆★★★★ ラテラル・ラン
レベル ★★★★★ 二個飛ばしジャンプ